<招待作品> Raise the Castle! / 築城せよ。

(2005/JAPAN/120min)

監督

古波津陽/Yo Kohatsu

1973年東京都生まれ。バンタン専門学校卒業。中野裕之監督を中心に制作する映像ユニット、ピースブラザースとして映画『Spoken Word』(03)などを共同監督。自身の短編映画をまとめた『Straw Very Short Films』(04)を制作。短編映画『TOKYO BANDITS!!!!』(06)では2006年自転車映画祭上映作品に選ばれた。主な作品は『スリーピングフラワー』(05)『colors』(06)

スタッフ

監督・プロデュース・脚本・美術:古波津陽
脚本:細野渉
撮影監督:小林伸幸
衣裳:SERIKA
美術:甲賀友子
音楽:赤城忠治

キャスト

恩大寺隼人祐:今里真
浮田よし江:西丸優子
大岩手教授:三田村周三
かんさん:古屋治男
ごん:成瀬功

上映会場:

流山市生涯学習センター[Nagareyama-city lifelong learning center]

上映時間:

2006/10/14,Sat 10:30-

素朴な田舎町、益荒男市(ますらおし)に歴史民俗資料館がオープンした日、何者かによって展示品が盗まれた。犯人は市役所の職員・石崎と2人のホームレス。3人はどうやら戦国武将の霊にとりつかれて甲冑やしゃちほこを盗んだらしい。
翌日、事件に興味を持った歴史学者の大岩手教授が、犯人達に会いに行くが、武者になりきった3人組は、まるで戦国絵巻から抜け出たよう。その光景に感動した教授はそのまま家老として仕えることになり、帰って来なくなった。
益荒男市の市民が公園に集められ、そこで3人の武者は城を築くと宣言。気のいい益荒男市の人々はそれを祭と思いこんで城作りを手伝い始める。これに困ったのは市役所側。市の職員が「殿」として市民をあおり、しかも巨大な城が公園を占拠しようとしている。何としても阻止したい市長は奇策を講じ、時代劇には時代劇で対抗しようと石崎の先輩であるよし江を「姫」として送り込むが……。

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